投資戦略の整理 その1
前提とするフィナンシャルプラン
- 今後10年程度で子供2人が大学を卒業もしくは独立する
- 上記の学費と仕送り費用はめどが立っている
- 現在の金融資産合計:3,700万円
- 投資資産(現金含む):1,100万円
- 生活費(防衛資金含む):1,700万円
- 予備費(投資資金/学費に機動的に使用):900万円
- 手取り収入見込み
- 現在(48歳)~55歳:560万円
- 56歳~65歳:240万円
- 66歳~:130万円(年金)
- 大型の買い物
- 家:基本的には想定しない
- 自動車:田舎暮らしでもしない限り想定しない
- 家電は消耗分の補填のみ
- 上記踏まえ、金融資産の目標額
- 55歳:4,000万円
- 60歳:3,000万円
- 65歳:3,500万円
- 66歳以降、取り崩し
考えること 1:主な投資先はINDEX
子供の学費および仕送りは貯蓄からの切り崩しとなるので、現金は大目に、投資分も十分な流動性を持ち、価格変動リスクも抑える必要がある。
前記を踏まえ、具体的な投資先は、
といった感じ。コアとサテライトの比率は8:2~7:3。
考えること 2:投信とETFの使い分け
経費率はメジャーな投信とETFの間では大きくなく、主な違いは、売買の機動性とドル建てで購入する必要があるか?
- ETF
- 日本市場で売買
- 国内外INDEX
- 米国市場(ドル建て)で売買
- 米国および全世界INDEX
- 日本市場で売買
- 投信
- 日本市場で売買
- 国内外INDEX、米国および全世界INDEX
- 日本市場で売買
- 比較
考えること 3:重点的に投資する先は?
- 日本株:成長性はない(一部の高配当株以外は投資価値を感じない)
- 先進国:全世界株式に含まれるので、積極的に投資する意味がない
- 新興国:全世界株式へのトッピングとしてはあり
- 米国株:全世界株式へのトッピングとしてはあり
- オルタナティブ/REIT:全体の10%程度を上限に安定剤として必要